桃の摘蕾、摘花が大詰めです。
山梨県南アルプス市は、散際の李、満開のソメイヨシノと桃で見事に花まみれになっております。
しかし、開花する為には、樹が貯蔵した養分を消費して蕾を膨らませ花を広げなければなりません。しかし、最終的に美味しい桃になるのは花の数100に対して1個程ではないでしょうか。しっかり勘定したことないけど、、、、
それを、蕾、花、幼果それぞれの時点で少しずつ段階的に減らしていく必要があるのです。どこかの段階で一度に数を調整すると、それが早すぎると悪天候や病害虫で全滅するリスクが増大し、遅いと樹に無駄なエネルギーを消費させるうえ、急な養分配分変化は果実の生育障害のリスクを増加し、摘みにくい幼果は作業効率まで大きく低下させてしまうのです。
なので、手間はかかってもこつこつと段階的に減らしていく必要があるのです。
【撮影日】2020年4月上旬
【撮影】GoProMAXとiPhone 7
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