感染症のクラスターとは無縁の我が職場、さとう農園の桃畑では、現在、独りで黙々と急ピッチで剪定作業を進めています。
6年目を迎える桃園内では、冬眠から覚めたカエルやテントウムシが這いまわり、すっかり蕾も膨み、ピンクの花弁が顔を出し始めました。
今年で6年生、ここ数年で盛りを迎える桃の樹ではありますが、土地がやせがちである事や化学肥料を使用して無理に生育を促進することをしていないため、まだまだ若木のような大きさです。
このサイズの若木を厳冬期に剪定すると、切り口から枯れ込み、樹が枯れる現象がみられるようです。それを避けるため、当園では例年、3月に入ってから剪定を始めるのですが、今年は暖冬の影響で生育が10日は早いようで、例年なら蕾に隠れている芽が動き出し、その蕾もはちきれんばかりに膨らんできました。
昨年は、海外からのボランティアさんに摘蕾をしてもらいながら、私が剪定を進めていたのですが、新型コロナウイルスCOVID-19蔓延の影響で、2/23から受け入れを予定していた
皆さまにはキャンセルさせていただき、私一人での作業になっています。この後の摘蕾作業を考えると一日でも早く終わらせたいところなので、精を出して頑張っています。
そんな風景をGoPro MAXのタイムラプスで撮影してみました。
前半は、雲一つない快晴の空に浮かぶ雪を被った綺麗な富士山を背景に、後半は、富士山周辺の空に湧き、流れていく雲の下での作業風景です。
景色もきれいですが、光が樹全体にまんべんなく射し込んでくれるように剪定している事がご覧いただけるのではないでしょうか。
【撮影日】2020年3月11&12日
【Music】Good_Never-ending_dream_free_ver by D'elf (https://www.d-elf.com/)