DIYしていて、加工しやすい上、長尺の材料が必要な時に重宝するのがツーバイSPF。しかし、身が白く木目も粗いためあまり見栄えがしないのが残念なところ。そこで、表面をバーナーで炙って木目を浮き出させたうえで塗装すると、なんとも良い塩梅に仕上がるというお話です。
SPFのツーバイ材は、普通の製材所でも既製品で長さ16Fくらいなら幅6から10インチくらいまでいつでも在庫しているので入手は容易。ホームセンターなら在庫は12Fくらいまででしょうか。ただし、反り、曲がりの無い良いものはなかなかないのが実情で、大工さんでもホームセンターの入荷日を確認したうえで、直後に品定めに行くらしいです。
そして、芯を含んだ材料『芯持ち材』はひん曲がりやすいので、できれば芯から外れた『芯去り材』を探すのがポイントのようです。
さて、高級感を出すと言っても、2,000円弱のバーナーで表面をお好みの状態に炙ってやり、お好みの色で塗装するだけ。塗装しても炙り具合の濃淡が効いてくるので注意が必要です。
塗装の際は、コテバケの使用をお勧めします。値段も500や600円程度で耐久性もあるし、何より仕上がりが綺麗!刷毛のようにムラが出ないし、ローラーのような泡立ちも無い綺麗な仕上がりが期待できます。
焼くのはそれなりに手間ですが、やるだけの変化と価値はある気がしますので、目につくところに使う材料に加工されてはいかがでしょうか。
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