娘が二歳になった時、そして移住と同時に桃の苗木を植えたのが2015年の春でした。
あれから4年が過ぎ、娘も桃の樹もほどほどに成長し、2019年7月13日、小さいながらも桃狩りが出来る観光農園を開園することが出来ました。
開園当日は、大人8人(東京から6人)、子供6人、東京某キーテレビ局ディレクター1人の総勢15人に桃狩りを楽しんでいただきました!!
桃狩りより虫捕りに熱心な子供が多かったですが、色んな楽しみ方で色んな笑顔に会えるのが観光農園経営の醍醐味ですね!
とはいっても、今年は開花時の春に雪が降り、梅雨には例年以上の雨と曇天ばかりで、山梨全体でみても超の付く不作な模様。
6/1時点では平年並みだった桃の生育も徐々に遅れ、開園時に完熟で提供予定だった加納岩白桃が色は良くとも味が良くならず大変困っていました。
数日前には、バックアップで用意していた一つ熟が早い品種の日川白鳳ですら美味しくならずに焦っていましたが、前日の味見で食味の向上を確認してほっと一息!
当園の桃栽培の原則では、農薬使用は、冬季に有機JAS認証農薬を1成分1回使用するのみ。化学肥料も、化学農薬(一部の樹には殺虫剤を一度散布)も、もちろん除草剤も使いません。山梨県の慣行農法では、年間の化学農薬散布回数は27成分回とされているので、どれほど少ないか想像頂けると思います。
農薬の代わりに、自家製の液肥を使い、病気を防ぎ、食味を向上させる工夫をしています。
そのおかげか、アレルギーのある人が食べれたり、くだものに無頓着(小さいときに食べ飽きてる)な地元民に美味しく食べてもらったり、今年のような天候不順でもお客様に喜んでもらえるような味に仕上げることが出来たんではないかと考えています。
そして、殺風景な受付をどことなくファンシーに飾り付け。
農園施設は、ここ数年で劇的に進化させていく予定ですのでお楽しみに!!
そして、皆さまお楽しみの中でも撮影は続きます。
近々、東京圏で放送予定なのでお楽しみに!
さて、観光農園を開園したといっても、知名度は皆無に近く、来園いただけるお客様の数も限定的です。
しかし、自滅しないよう上手くやりくりしながら、こつこつと地道に当園の特別な桃と環境を楽しんでくれるファンを増やしていきたいと考えておりますので、末永くお付き合いいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします!!