農園長ブログ

アブラムシとの付き合い方 桃の有機栽培の強い味方 粘着くん水和剤 

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有機JAS認証の粘着くん水和剤を使って、6年生の桃二本に取りついたアブラムシと闘った記録動画です。そもそも効果があるのか、より効果的な使い方は、など最後にまとめてみましたのでご覧ください。

桃農家の大敵『アブラムシ』

当さとう農園でも、開園以来被害が出て、2019年までその数本に対して化学合成殺虫剤を使用してきましたが、年々被害は減少し、2020年はアブラムシの被害全くなしで化学合成農薬完全不使用。園にアブラムシがいないわけではないのですが、密度が上がらず、テントウムシが食べれる量以上に増えなかったようです。

 

そして、今年2021年。

残念ながら加納岩白桃と川中島白桃の2本にアブラムシが大量発生しました。

加納岩白桃には、葉がくるくる巻いてしまうアブラムシ。

川中島白桃には、複数の種類が折り重なるように高密度で高速で増殖していくアブラムシ。

 

どちらも強敵で普通なら即座に浸透移行性の化学合成殺虫剤を散布したいレベル。

 

しかし、それではアブラムシ以外の益虫もカエルさんも殺してしまうので使用したくない。

 

と言う事で、噂の『粘着くん 水和剤』を試してみました。

原料が天然のでんぷんで、そのねばねばでアブラムシを窒息させる仕組みのため、薬剤抵抗もでないし、薬剤抵抗性の害虫にも有効というのが素敵!

一方、『粘着くん 液剤』は、そのでんぷんが化学合成加工されているようなので有機JAS認証されていないため要注意です。

 

そして、五度にわたる散布・激闘の末、双方に取りついたアブラムシを全滅させることができました。

ただ、以下の点に注意すれば、うまくすれば二度でやっつけることが出来たかもしれません。

 

・ アブラムシ退治に『粘着くん』効果あり!

・ 噴圧を強くすることで巻いた葉にも有効!局所的散布でも動噴高圧散布を強く推奨!

・ テントウムシに悪影響なさそう!

・ 薬剤耐性出さず環境負荷低そうなので、予防的に大発生前に散布するもよし!

・ アブラムシ高密度になってしまった場合は、連日散布で撃退!

 

そもそも、無駄な窒素を減らす、通気性を良くする、黄色い粘着板をつるす等工夫をしてアブラムシを大量発生させない事が第一ですが、発生しても初期段階で退治する事も肝要。

それがダメで大量発生しても、むやみに化学合成殺虫剤を撒き散らし、園内の生態バランスを崩すことなく、『粘着くん 水和剤』でコツコツとアブラムシの密度を下げてやりましょう。

 

来年は、予防散布してみるかなぁ。

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