農園長ブログ

【DIY】完成から2年経過したDIYウッドデッキの各部劣化を確認し、床板を研磨し再塗装してみた!

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2018年2月、凡そ40万円かけてDIYで組み上げたウッドデッキ。

日頃、農作業の休憩やちょっとしたミーティング、収穫後の選果など多方面に活躍してくれるウッドデッキですが、

完成から二年が経過し、風雨にさらされ、特に床板の塗装の劣化が目についてきたので、全体の劣化具合を確認しつつ、床板は研磨したうえ再塗装しました。

塗装前の下処理、木材の研磨と塗装に要した作業時間は3時間程度でしょうか。塗料代は3,000円強。年換算すれば1,500円なので負担も大きくないので、メンテナンスすれば後20年は余裕で持ちそうです。

 

【木材の耐久性】

ブラジルセランガンバツー:床板

ささくれ立って素足には向かないとの触れ込みでしたが、今のところ大丈夫です。

ウエスタンレッドシダー:根太、手摺、柱

ささくれまではいきませんが、乾燥が激しく最も肌が荒れているように感じます。

ヒノキ:柱

肌触りも良くまだまだきめも細かく劣化は感じられません。

杉:幕板、破風

ウエスタンレッドシダーと同等の劣化状態で、肌荒れが激しい感じですね。

SPF:垂木

雨にも紫外線にも一切当たっていないのでほぼほぼ劣化無し。

米松:桁

同上

【塗装・塗料、研磨】

2年前に使用した塗料は、アサヒペンのウッドガード(水性)のウォルナット。

とあるDIYerの実験で、高価なキシラデコールと同等の耐久性を示していたため採用しました。

床板には3度塗り位したでしょうか。

屋根はあるものの、屋根位置が高いため、軒先付近には吹き込んだ雨と紫外線で塗装さやられ、木材も日焼けして銀色に変色しています。

その上に、直接ウォルナットを塗りなおすと黒ずんで全く美しくないので、定石通り研磨することにしました。

研磨により、変色した塗料をはがし、多少粗くなった木の表面も滑らかにできます。

 

この、研磨作業に使用したのがこちら。

ブラックアンドデッカー 高集塵マウスサンダー 100V オレンジ KA2000-JP

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00WSD0QLK/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

 

この場合、研磨面積の広いオービタルサンダーの方が仕事が速いかもしれませんが、のちに古民家再生PJで細かい場所の研磨をするので、このマウスサンダーを選択しました。吸塵機能もついて、Amazonで4100円と激安。安い割にしっかり仕事もしてくれて、粗目の80番でサクッと完了しました。以前、ホームセンターのレンタルでマキタのオービタルサンダーを使用したことがありますが、それよりも断然いい仕事してくれました。

再塗装で使用した塗料は前回同様ウッドガード。しかし、油性で色もマホガニーに変えました。

塗った直後はテカって安っぽい感じがしましたが、乾くと落ち着いて良い感じになりました。

そして、驚いたのが油性塗料の塗りやすい事!すーっと伸びて塗りムラが非常にでにくい!

塗った直後、匂いは多少気になりましたが、数日で全く気にならないレベルに落ち着きました。うすめ液を使えば道具の後処理もそれ程面倒でなかったので、屋外なら油性一本でいいかもしれませんね。

 

サンダーをかけたところだけ2度塗りして、使用したのが2リットル強、金額にすると3,000円分ほどでしょうか。毎年やってあげてもいいかもしれません。

 

【構造】

柱の太さ(ヒノキ105mm角)や4m飛ばした軒桁(W105、H180)で台風の強風や11cmの積雪にも耐えているので問題ないかと。特に、屋根材と家の壁を充分距離を取り、風の通り道を作ったので、吹き上げに強くなったかと思われます。

 

【施工方法】

床板裏からのビス打ちは、内部まで雨の侵入を許す表面に傷口を作らないだけでなく、サンダー掛けの時にも邪魔にならずにGoodでしたね。

束石と束柱の間への雨水侵入防止のコーキングもまだまだ弾力があり劣化している要因はみえませんでしたね。

 

引き続き、2年ごとにしっかりメンテナンスしていこう!

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